スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『のんのんばあとオレ』 とてもよかった。

保養キャンプ中、とある方に
水木しげるがとってもいい、ということを聞きました。


これまで私は絵が気持ち悪くて避けてました。
でもNHKの連続ドラマのはちょっとだけ見てたりもしたし、
(漫画家の生活に興味があった)
ちょっと読んでみようかしらと思って
おすすめを聞いたら、
絶対に『のんのんばあとオレ』とのこと。


で、早速買ってきて読んでみて
よかったです。


のんのんばあというのは、
水木しげるに妖怪の話をたくさんしてくれた
信心深いおばあさん。
本当のおばあさんではなくて、お手伝いにきてた
人みたいなのですが。


昔は死との距離が近かったんだなと思いました。
仲のよかった女の子が小学生ではしかで亡くなり、
のんのんばあのだんなさんはのんのんばあとシゲルが
お寺で地獄極楽の絵を見ている間にぽっくり亡くなって、
都会から境港に肺病の療養にきていた女の子も亡くなり。


死ぬことが特別なことじゃなくて、
自然に死ぬものなんだ、という感じで亡くなっていく。
(もちろん悲しむけど)


売られる女の子もいて、
工業高校に落ちて丁稚方向に出るガキ大将がいて。
のんのんばあも夫を亡くして住み込みで
働いているわけで、
こう、人生が
今より過酷な感じもするけど、
生き方は素朴で、裏がない。


昔のほうがよかったとも、
今のほうがよいともいうつもりはなくて、
こういう世界があったんだなと、しみじみ。


妖怪もたくさん出てきました。
急いでいるとぬりかべが道をふさぐ、とか
読んでからは、道が混んでいると、
「ぬりかべがいる…」と思ってみたり。


1冊はすぐ読めちゃうのに、
深いいろいろが詰まった1冊でした。
すごくよかったです。
ぜひ子供にも読ませたい。


こんな世界が、こんな考え方があるんだって、
少しラクになるかもしれない(いつか息苦しくなるときに)。


次は『水木しげるのラバウル戦記』を読んでみたい。





関連記事

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。