ものはいいよう…な福島民友の6/6の記事と「心配する必要はない」福島民報の記事

先日の福島県の県民健康管理調査ですが、
福島民友の記事、タイトルも内容も、
露骨だったので転載します。


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「甲状腺がん」8歳以下ゼロ 18歳以下対象・県民調査
http://www.minyu-net.com/news/news/0606/news9.html

 東京電力福島第1原発事故を受けた県民健康管理調査のうち、
事故当時18歳以下の人を対象にした甲状腺検査で、
甲状腺がんと診断された12人と、
がんの疑いがある16人の計28人の年齢層は9~18歳で、
放射線の影響を受けやすい8歳以下の子どもには
事故後約2年3カ月の現時点で現れていないことが5日、分かった。

県民健康管理調査検討委員会は「現時点で放射線の影響が
明らかにあるものではない」と原発事故との関連を否定する見解を示した。

 福島市で同日開いた本年度第1回の県民健康管理調査検討委員会で、
福島医大が5月27日現在の調査結果を示した。年齢、性別の内訳の公表は初めて。

 同医大によると、28人の内訳は、17歳の6人が最も多く、
13、16歳が各5人、15歳が4人、9歳が1人だった。
性別は男女各14人。がんと診断された12人は全員が手術を受け、
日常生活に復帰しているという。ほかに1人が手術の結果、良性だったと判明した。
(2013年6月6日 福島民友ニュース)
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放射線の影響を受けやすいのって、
「8歳以下」って区切りでしたっけ??


一面に載ったのを写真でツイートしてた人がいたので、
リンクを貼っておきます。
https://twitter.com/crms_fukushima/status/342618506027745281/photo/1


よく見えないけど、一面にはあと何段落か、
入っているように見えます。
けど、いちばんよく見える見出しは、
「甲状腺がん 8歳以下ゼロ」です。


いくらなんでも、小細工しすぎな気が…。
で、上記リンクは福島民報と福島民友の6/6の
一面を載せてるんですけど、福島民報にいたっては、
一面に県民健康調査結果を載せていません。


出生率とか、GDP2%成長させる戦略とか載せてるんだけど、
どちらが県民にとって有意義な情報なんでしょうかね。
「福島」という名前のついた新聞にしては
ずいぶん恥ずかしいことをしていらっしゃる。


で、民報の、何面かはわからないけど、
中には「心配する必要はない」という記事が載っていたようです。
転載します。
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http://twitpic.com/cvm8bn

元放射線影響研究所理事長の長瀧重信長崎大学名誉教授の話

福島での住民の被ばく量はチェルノブイリ原発事故での被ばく量より
はるかに低く、健康に影響を及ぼすレベルではないことが
国連科学委員会などの国際機関でも確認されている。

新たに分かった福島での甲状腺がんは、
科学的に見て原発事故の影響によるものではないと
考えられる。

今回の結果について心配する必要はないということを
県民に十分に説明しなければならない。
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「科学」という言葉が2回も出てくる。
原子力関連は科学の分野じゃなくて、
政治の分野だと思うけど。




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コメント

日本政府、福島県への要請書

ご参考まで・・・
特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウが、
http://hrn.or.jp/
国連「健康に対する権利」に関する特別報告者アナンド・グローバー氏の勧告を受け、原発事故に関わる健康管理調査についての要請書を2013年6月4日に公開しています。
http://hrn.or.jp/activity/topic/post-209/

私は 2013.05.28 国連人権理事会が福島原発事故処理に勧告、政府は反論、という記事を書きました。
http://ictkofu.blogzine.jp/kofu/2013/05/post_b569.html

山梨、甲府では福島の子供たちのような外部被曝はおそらく避けられていると思いますが、こういう要請書、国連報告などを読んで考える知的な活動と、それによる自らの見解の発信を地域議会にも行政にも求めたいと思います。
甲府市議会6月定例会での成行きには市民の皆さんが十二分にご注意いただけるものと思っています。

2013/06/08 (Sat) 01:29 | ictkofu #ZqkGuUow | URL | 編集
Re: 日本政府、福島県への要請書

ictkofuさん、

ありがとうございます!
グローバー氏の勧告、記事にしようと思っていたところに
国連科学委員会の「問題ない」報告がバーンときて、
ついそれについて書いてました。

こっちも記事にして、
自分の頭の中でまとめておかねば。
行政への働きかけに使える資料のひとつになりますものね。


いつもありがとうございます^^



> ご参考まで・・・
> 特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウが、
> http://hrn.or.jp/
> 国連「健康に対する権利」に関する特別報告者アナンド・グローバー氏の勧告を受け、原発事故に関わる健康管理調査についての要請書を2013年6月4日に公開しています。
> http://hrn.or.jp/activity/topic/post-209/
>
> 私は 2013.05.28 国連人権理事会が福島原発事故処理に勧告、政府は反論、という記事を書きました。
> http://ictkofu.blogzine.jp/kofu/2013/05/post_b569.html
>
> 山梨、甲府では福島の子供たちのような外部被曝はおそらく避けられていると思いますが、こういう要請書、国連報告などを読んで考える知的な活動と、それによる自らの見解の発信を地域議会にも行政にも求めたいと思います。
> 甲府市議会6月定例会での成行きには市民の皆さんが十二分にご注意いただけるものと思っています。

2013/06/12 (Wed) 19:32 | Fumie #- | URL | 編集

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