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アーサー・ビナード『さがしています』 子どもにぜひ



『さがしています』


山梨県立図書館はうちから車で10分かからないくらい。
よく行くのですが、先日おすすめの本コーナーでこの
『さがしています』を見つけ、借りてきました。


昨日の夜、紙芝居をいくつも読んだ後、
3歳の子が「読んで」と持ってきたので
読みだしたら…
おおお、これは原爆の本だった…
寝る前に大丈夫かな、って思ったのですが、
大丈夫でした。


こんな風にはじまります。


-----------
おはよう おはよう
 おはようございます

あなたにとって「いま」はなん時?
わたしにとって「いま」はいつでも
あさの 8時15分。


-----------

その横には時計の写真。


そんな感じで、ぼろぼろの靴だったり、
紫色のきれいなワンピースだったり、
形のかわったびー玉だったり…、
が、持ち主の、被爆の状況を
語るのです。


でもあんまり悲惨な表現はないので、
寝る前でも大丈夫だった、というのは
そういうことで。


けっこう長いのですが、
上の二人はもちろん、3歳の子も最後まで
ちゃんと聞いてびっくりしました。


「ピカアアアアアッと」がすべて
に入っています。
子どもたちが「ピカアっと、ってどうして?」
とか聞いてくるので、原子爆弾の
話をして、きのこ雲の話をして…。


紫のワンピースは、本当にきれいなままでした。
やぶれても変色もしていないのです。
でも本人は、放射能で何日後かに亡くなってしまいました。
放射能ってこわい、戦争は嫌だな、
改めて思いました。


高校生の時、1年間アメリカにいましたけど、
アメリカでは原子爆弾を落としたことは正しい
こととされています。


ホストファーザーも言っていました。
あれにより、本土決戦になって
アメリカ兵が何十万人も死ぬことに比べれば、
ずっと少ない犠牲で済んだから、と。


あれだけの非人道的な爆弾を落としておいて、
よく言うと思います。
…なんて当時は何も言えませんでしたけど。


肥田先生の講演会に行ったとき、
ひどい被爆の状況、その後に続く内部被ばくの状況を
お話になって、あれだけの爆弾を落とされたのに、
よくアメリカを恨まずにいれるものだ(自分は恨んでいるし、
安保条約から見直さないといけない)、なんて
ことをおっしゃってたけど、
ほんとに、戦後の占領および洗脳政策は
とってもうまくいっているなと、思います。




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