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3人分の食事からストロンチウム 福島県「十分低い数値」

気になるニュースをみました。
転載します。

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3人分の食事からストロンチウム 県「十分低い数値」
http://www.minyu-net.com/news/news/0510/news4.html

 県は9日、県内7方部の一般家庭で作られた78人分の
日常の食事に含まれる放射性物質検査結果を発表、
3人分の食事から1キロ当たり0.016~0.034ベクレルの
ストロンチウムが検出された。プルトニウムは全てから検出されなかった。


 1日当たりの食事量と検出値から算出したストロンチウムの
摂取量は最大0.071ベクレルで、仮にこの食事を1年間
食べ続けた場合の年間内部被ばく線量は
最大0.00073ミリシーベルト
(0.73マイクロシーベルト)と試算された。


 県は「日本人がもともと食品に含まれる放射性物質
から受ける内部被ばく線量と比べても十分低い数値」としている。


 日常食の調査は年齢ごとに1歳未満、1~12歳、
13歳以上の3区分を設けて実施した。ストロンチウムは
県北方部の1~12歳、13歳以上の食事各1人分、
県中方部の1~12歳の食事1人分からそれぞれ検出された。
(2013年5月10日 福島民友ニュース)
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「○○ベクレルを換算すると、○○マイクロシーベルト」
というのは私は無意味な換算だと思っています。
換算式そのものが大丈夫なような計算式になっているわけだし、
人体に影響あるのがいったい何マイクロシーベルトなのかって
誰もわかっていないので。


それより、
「3人分の食事から1キロ当たり0.016~0.034ベクレルの
ストロンチウムが検出」
「1日当たりの食事量と検出値から算出したストロンチウムの
摂取量は最大0.071ベクレル」
というのがどの程度なのかを考えたいと思います。


でもこのニュース、よく読むと、実はわからない。
最大0.071ベクレルのストロンチウムって、年間なのか、
1日あたりなのか。


元データはここでした。
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/nitijyousyoku2013-0509.pdf


これを見ると、0.071ベクレルというのは、
その人について、1日あたりということがわかりました。


比較する対象はここ。
「日本の環境放射能と放射線」
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/kl_db/servlet/com_s_index
というサイトの、
「日常食中のストロンチウム90の経年変化」

ストロンチウム経年変化


2009年でも0.03~0.06ベクレル/人・日、というところ。
というわけで、最大0.071というのは、おおむね過去の変化内に
とどまってはいそうです。
だから安心とは、今の段階では言えないですけどね。


というのも、0.071の子のセシウム134と137の摂取量の合計は、
1.7347ベクレル/人・日。
農産物のストロンチウムの含有量はセシウムの1/10
とよく聞きますが、この子の場合、1/10で
あれば、0.17程度になるはず。
でもそうなってはいません。


というか、セシウム摂取量の合計がいちばん多い子と、
ストロンチウム摂取量が一番多い子は一致しません。


どこでズレが生じるのか?
ストロンチウムをどの食品から取り入れているのか?
そのあたり、ぜひ明らかにしてほしいです。
たとえば流通品の魚のストロンチウムを
どんどん測るとかしていただきたいものですね。



一方、セシウム137のほうを見てみると、
この表にある1974年以降は1ベクレル/人・日を切っていて、
0.1ベクレル/人・日程度まで落ち着いていました。

セシウム137の経年変化


が、さきほどの福島のデータを見ると、
最大値は2.5ベクレル/人・日。しかも2歳の子。
今後、こういう状態がずっと続くわけです。
この食品からの摂取は福島に限らずリスクがあるし、
そして高汚染地は、この食品からの摂取にプラスして、
空気からの内部被ばくと、環境からの外部被ばくがあるわけで…。


「十分低い数値」とかいってないで、
気をつけるにこしたことはないだろうと思います。





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