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経団連は、なぜ消費税を上げたいのか

先日、甲府市議会議員の山田厚さんのところでやった、
消費税の勉強会に行ってきました。


消費税が増税になると、毎日買うものが高くなるわ、
というだけじゃなかったんです!


税率を上げると、大企業がこんなに儲かっちゃうから、
増税、増税って、いうのね、ということがよくわかりました。



その1、
輸出戻し税

輸出の際には、外国から消費税をとれないから、という
ことで、消費税分の還付金を受けることができるんですって。

2011年の輸出大企業上位10社の消費税差引還付金額
トヨタ自動車 1,695億円
日産自動車 977億円
豊田通商 910億円
三井物産 867億円
丸紅 843億円
住友商事 737億円
三菱商事 674億円
ソニー 642億円
パナソニック 605億円
東芝 566億円


それでいて、中小企業は、規模が小さくなるほどに価格に
転嫁できていない現状があります。
(大企業の下請け、孫受け、そのさらに下…にいくほど
身銭を切ってカバーしている実態がある)


ですので、大企業は、下に対しては、
仕入れのときに消費税を払わず、
販売時に消費税分の金額が手に入るので、得をする、
といえそうです。



その2.リストラするほどに消費税分、得をする

消費税は、売り上げから、仕入れ+経費をひいて
納税額を求めます。
そのときに、人件費分にかかる消費税は差し引けません。
けども、派遣にして外注費を払う場合には、
そこにかかる消費税を差し引くことができます。
そのため、大企業は派遣などを導入することで
消費税負担分を軽減できます。


経団連が、消費税増税に大賛成な理由がわかりました。
国内の景気が冷え込もうが、
低所得者ほど負担が重かろうが、
消費税の滞納は全税目の53%をしめていようが、
経団連には、関係ないんですね。
自分が、儲かるから。


さらに、消費税が3%で導入された1989年から
2011年までの累計で、消費税収は251兆円なのですが、
法人3税の減収は、233兆円。
法人税減税の穴埋めにされてたんだなってことです。


大企業が、輸出戻し税を還付される一方で、
病院や、教育機関は、消費税分の負担を利用者に
求めることができないので、その分、損をするそうです。
(「控除対象外消費税」=「損税」)


甲府市立病院の場合、1989年からの消費税開始からの
累積の損税は、27億円にもなるそうです。


…となると、どうなるか。
経営が苦しくなって、質が落ちるわけです。
困るのは、患者。


よく、ヨーロッパのほうが消費税率が高い、なんて
いいますが、例えばイギリスでは、食料品や、水道水、薬、
雑誌書籍、新聞などには消費税はかかりません。
レストランでの食事にはかかります。
つまり、ぜいたく品に、消費税をかけて、必需品にはかけないのです。


結局、所得が低い人の暮らしをさらに圧迫して、
大企業だけが得をするのが、消費税です。


勉強会でおすすめされた本はこれ。


消費税のカラクリ (講談社現代新書)






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