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松本市長、菅谷昭先生の講演会に参加して

昨日は、甲府ロータリークラブ主催の
菅谷昭先生の講演会に行ってきました。



最初に、11年前に同じ写真をみなに見せても
反応が薄かった。
それが今では自分のこととして考えている。
また日本は、原爆のときは被害国だったけれど、
今回は加害国として世界から見られているということを
忘れてはいけない、という話がありました。


それから、スライドにそって、チェルノブイリに行っていた
ときの話を。
チェルノブイリの汚染地図は何度もでてきました。
最後にそれを福島を中心とした日本の航空機モニタリングマップと
比べるのですが、もっとも汚染された、北西の延びる赤い部分というのが、
チェルノブイリでのもっとも汚染された区域の倍くらいの値にも
なってくる、と。


また、福島市、郡山市、須賀川市などの中通りの濃い青は、
中等度の汚染地区であり、同じ程度の汚染区域であるモーズリの
子供たちは、事故後生まれた子達でも疲れやすくて、
踊りの練習をするにも短い時間しかできない、という話を
していました。


医学的には証明できないけれど、自分は
こういう事実がある、ということを重視している、と。
そしてこういうことが福島ではないように動かねば、という
ことをおっしゃっていました。


また、チェルノブイリ事故後、2年目からすでに甲状腺がんが
増えつつあるグラフ(5年後からはうなぎのぼり)をみせて、
先日、福島で甲状腺がんの子が見つかり、早々に
「原発事故とは関係ない」なんていう話をしていたけれども、
実際には事故後増えているわけだから、関係ないとはいえない、
原因がわからない、というのが正しい、とのことでした。


終始、とてもまともな内容ばかり。
とても納得できました。


私は、給食のことを質問させていただきました。
10ベクレルの検出下限値でやって、出たら使わないということを
求めているけれど、それは求めすぎなのか、と。


そしたら、「それは聞かれたくなかった質問です」とのこと。
行政に対することなので、市長としての立場があるからだと思います。


それでも、松本市では、検出されたら使わないようにしている、
けれど、こればかりは首長の考え次第なので、仕方がない。
どうしても、ならばお弁当を持たせるなどする、というので
いかがか。。。という回答でした。


「松本市ではなぜ使わないのですが」というさらに踏み込んだ質問も
できればよかったな、なんて思いますが、
先生はとてもていねいに答えてくれてよかったです。


きてくれた人に伝えたい、という思いもあったので…
(見抜かれていたと思います)


会場からはほかに、福島の子供の疎開、ということが先生のレジュメにあり
それは具体的にどんなことか、という質問がでました。

チェルノブイリでは、夏は1ヶ月以上、子供を保養に出しているとのことで、
日本であれば、たとえば、この小学校の全員が、甲府の○○小学校にくる、
というように学校単位でできれば、という話でした。


またほかに、子供が甲状腺の検査をしたらのう胞がみつかった、
けれど他の病院にいったら今度はのう胞などなくきれいだといわれた、
そういうことはあるのですか、という涙ながらの質問がありました。


これについては、先生はまず、
「のう胞ががんになるということはないから、安心していい」とのこと。
のう胞=がんではないことを強調していました。
それから、2つめの病院で何も見えなかったことについては
エコーの検査で、黒い部分をのう胞と見間違えることはあることはある、
とのことでした。


で、ただ、現在の福島での検査については、
2年後まで放置は無責任、と言っていました。
紙一枚で大丈夫というからいけない、ちゃんと説明して、
だから2年後で大丈夫なんですよ、という説明が足りないとのことでした。



きていた人の思いも汲んでくれるような、とてもよい講演会でした。
菅谷先生を呼び、会員でない一般の人にも先生の話を聞く機会をくれた、
ロータリークラブに感謝です。


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コメント

私も講演を拝聴しました

私は聴いてもその場で忘れてしまうヒトなので、
中味の濃い菅谷昭さんのご講演を、とても的確にまとめていただき感謝です。
これを拝読してお話の流れを思い出しました。

行政としては上から下りてくる決まったことに従うのが仕事で、地域の皆さんもそれに従って欲しいとするだけで、地域の人々の人生に目を向ける必要はない。パソコンで言えばハードの基本プログラムBIOSみたいなもんでしょう。

しかし、菅谷市長はチェルノブイリで多くの人生と関わって来られたご経験が、松本市政というBIOSの上で動くソフトで活かされ、原発政策へのご発言にもなっているのだと感じながら、前日に講演があった肥田医師と重ね合わせて拝聴していました。

脱原発というのは、国のBIOSをバージョンアップするものだと思っています。

2012/09/25 (Tue) 17:01 | ictkofu #Il.JVJcE | URL | 編集
行きたかったです

ictkofuさんと同様、的確にまとめていただきありがとうございました。

行きたいと思っていたのに、なんだかいろいろなことが重なって、結局行けませんでした・・

菅谷市長の言葉には重みがありますね。



2012/09/25 (Tue) 23:42 | にこ #- | URL | 編集
松本市内より

転載OKですか?

2012/09/26 (Wed) 22:31 | leon #- | URL | 編集
Re: 私も講演を拝聴しました

>ictkofuさん、


> 私は聴いてもその場で忘れてしまうヒトなので、

私もなんです。
でも今回はメモをとっていたので、
そのメモを書き起こしてみました。
あの質問に「答えにくい」といわれたことを書きたくて。


> しかし、菅谷市長はチェルノブイリで多くの人生と関わって来られたご経験が、松本市政というBIOSの上で動くソフトで活かされ、原発政策へのご発言にもなっているのだと感じながら、前日に講演があった肥田医師と重ね合わせて拝聴していました。

ちょうど連続でしたものね。
肥田先生のほうは、ちょっとまとめられないのです。
安保について触れていたので、そのあたりを書きたいのですけども。


> 脱原発というのは、国のBIOSをバージョンアップするものだと思っています。

なるほど!
国側がバージョンアップを妨害しているけども、
アップせざるを得なくなりますかね。

コメント、ありがとうございました^^

2012/09/27 (Thu) 06:34 | Fumie #- | URL | 編集
Re: 行きたかったです

>にこさん、


> 菅谷市長の言葉には重みがありますね。

そうなんですよね。
あと、お顔がとても柔和で、人間の徳の度合いが
ちがう気がしちゃいました。

山下俊一氏が、「のうほうはガンにならない」といっても、
信じられないですが、菅谷先生が言うと信じられました。

こちらの生活にはなれましたか?
先日は茶話会がありました。
また来月あると思うので、予定があえば、ぜひ^^

コメント、ありがとうございました。

2012/09/27 (Thu) 06:36 | Fumie #- | URL | 編集
Re: 松本市内より

>leonさん、

> 転載OKですか?

OKです。
私のブログはいつでも転載OKですので、
お好きに使ってくださいね!

2012/09/27 (Thu) 06:37 | Fumie #- | URL | 編集

> 「のう胞ががんになるということはないから、安心していい」とのこと。

 これは踏まえるべきだと存じます。漠然とした不安の中で少しでもその必要がない事を整理することによって、検査を受けたことを有意義にしていくべきだ思うのです。
 例えばうちの子たちが、5mm大の「のう胞」が一つ認められた、という結果だったら、
「良かった、異常なかったんだね」とその後忘れることができます。
(のう胞性病変ではなく「のう胞」と言い切っている場合です)
 今後の定期的なフォローの必要性が指摘されていますが、それは正常だった子と同じでそれ以上ではありません。

2012/09/27 (Thu) 13:16 | Tanac #- | URL | 編集

>tanacさん、


ちょうど、のう胞は心配ない、問題なのは結節、
という菅谷市長の東京新聞でのインタビューが
あったのでリンクを貼っておきます。
https://twitter.com/emanon_uk/status/251102426097139712/photo/1

こういう情報が共有されるべきですね。

コメントありがとうございました。

2012/09/27 (Thu) 16:45 | Fumie #- | URL | 編集

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