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がれき広域処理は、放射能の汚染拡大を許容する違法のオンパレード

西日本へ避難されている方が書いたというがれき広域処理の
違法性をついたPDFを紹介してもらいました。
PDFだと見れない方もいるかもしれないので、
全文転載させていただきます。
役所の人と話すのに、すごく参考になります。
ありがとうございます!

-------
http://ow.ly/9V8BT
がれき広域処理は、放射能の汚染拡大を許容する違法のオンパレード

 がれき広域処理が、放射能汚染を拡大し、
孫子に血税と復興国債の負担を押しつけ、末代まで放射能による
疾病を残すものであることが日々明らかになってきています。

既に、がれき広域処理推進議員連盟が結成され、
あなたのお住まいの都道府県や市町村に圧力を掛けに来るでしょう。

時間に制約があり、質問時間の設定が極めて短い説明会などでは、
寸鉄人を刺す質問、すなわち、違法性を指摘して、
推進勢力を一打でノックアウトしていただきたい。

その考えでこのQA を作りました。これに各地での経験及び知恵を付け加えてください。


 環境省のがれき広域処理サイト(http://kouikishori.env.go.jp/faq/)の
「よくある質問」には、ずらりとがれき広域処理が安全あることを
強調するQ&A が並んでいます。

説明会では、この答に沿って、素人の私達を煙に巻くような答弁が
されるのではないかと思います。そのためには、予習が肝心。

 ここでは、がれき広域処理がいかに違法であるかを中心に、
環境省の見解を衝いていきます。

そのまとめは、次のとおりです。

① がれき搬出元自治体での放射能計測は誠に不十分なものにならざるを得ません。

② 福島第1原発からは31もの核種が放出されています。環境省はセシウムだけ気をつければよ
いとしていますが、それは大嘘。ストロンチウムなど沢山の核種が再拡大する危険が大きいので
す。

③ 実際にがれき広域処理で焼却処理する過程で放射性物質は、バグフィルターで除去し切れま
せん。これが食品、飲料水、空気の既存の放射能汚染に追加されます。

④ 焼却後の埋立(最終処分):1,810Bq/kg という、基準の1/5 程度のもので処分場の周辺の地
下水・河川等に、原子力規制基本法規の定め(1mSv/年)を超えるセシウムがすでに流出してし
まいました(群馬県伊勢崎市)。

⑤ 指定廃棄物の基準8,000 ベクレル/kgという基準は、御用学者と糾弾されている、そして福島
原発事故の芽を摘めなかった方を委員とする原子力委員会が諮問した、違法な(1mSv/年に違反
する)基準です。

⑥ 千葉県柏市は、「焼いた、しかし焼却灰が高度に放射性物質に汚染されていた。処分できな
い」状態です。焼けばこうなる。広域処理は私達の町に放射性物質を残していきます 
それでは、具体的に検証を始めます。


① がれき搬出元自治体での放射能計測は誠に不十分なものにならざるを得ません。
環境省の答:「搬出側の自治体の一次仮置場において災害廃棄物の放射能濃度の確認をするこ
とを基本としています。具体的には、あらかじめ重機等で攪拌をした災害廃棄物の山の中でなるべく
均一に分散するように選定した10 カ所以上の採取位置からサンプルを採取し、災害廃棄物の平均
的な放射能濃度を測定し、安全に処理可能であるか確認します。」
批判:実際はどうか。

専門家は、「がれきの汚染を測定する方法は、まだ確定していません。・・平均的にどのぐら
い汚染されているかを測定する方法はないのです。」と指摘します(武田邦彦中部大教授のブログ
から)。
 テレビ等の報道では、40から50万円程度のガイガーカウンタや簡易型のシンチレータでがれ
きを測定している様子が映されていて、細野大臣等.が「ああ、低いですね。これなら大丈夫だ」な
-どと言っています。このような不十分で不適切なやり方でこのように発言するのには驚きます。
 本番で実際に計測するのは、がれき搬出元の市町村の職員等にならざるを得ません。彼らに、専
門家が方法が確定していないと言うがれきの放射能汚染度を測れる、と環境省は考えているので
しょうか。計測機器もまた、テレビ報道されたのと同程度又はそれ未満でしょう。環境省の答は絵
に描いた餅です。



② 福島第1原発からは31もの核種が放出されています。環境省はセシウムにだけ気をつければよ
いとしていますが、それは大嘘。ストロンチウムなど沢山の核種が再拡大する危険が大きいので
す。

環境省の答(自信がないと見えて文科省からの引用が多いです。難解無比の文章ですが一
応読んでください): 福島県内の一般廃棄物焼却施設において、生活ごみのみの焼却を行っ
ている状態、及び生活ごみと災害廃棄物を混焼した状態で、γ 線スペクトロメトリーにより、焼却灰・
排ガス等の放射能濃度を測定した結果、ヨウ素13 1 、ヨウ素132 、テルル129 m 、銀110 m について
は、セシウム134 、セシウム137 に比べ安全面での影響が十分に小さいものでした(「IAEA 安全指
針RS- G- 1.7」から、銀110 m は同じ濃度の放射性セシウムと同程度の影響があると考えられ、テル
ル129 m は同じ濃度の放射性セシウムよりも2桁程度影響が小さいと考えられます。)※1。
 また、文部科学省によるプルトニウム、ストロンチウムの核種分析によれば、「セシウム134 、137
の50 年間積算実効線量に比べて、プルトニウムや放射性ストロンチウムの50 年間積算実効線量
は非常に小さいことから、今後の被ばく線量評価や除染対策においては、セシウム134 、137 の沈
着量に着目していくことが適切であると考える。」とされています。※2
以上を踏まえ、事故由来放射性物質に汚染された廃棄物の処理については、セシウム134 及びセ
シウム137 を支配的な核種と考え、放射性セシウムの影響に着目して安全評価を行っており、災害
廃棄物の処理に当たっては、セシウム134 及びセシウム137 をモニタリングすることとしています。
※1 「第4回災害廃棄物安全評価検討会 資料3」及び「第5回災害廃棄物安全評価検討会 資料
4」

<沈着量の最高値が検出された各箇所における50 年間積算実効線量>
セシウム134 37000 ベクレル/kg
セシウム137 41000 ベクレル/kg
ヨウ素132 検出下限値以下(98 ベクレル/kg 以下)
ヨウ素132 検出下限値以下(65 ベクレル/kg 以下)
テルル129 m 4200 ベクレル/kg
銀110 m 100 ベクレル/kg
※2 「プルトニウム、ストロンチウムの核種分析の結果について」(平成23 年9月30 日文部科学
省)

<沈着量の最高値が検出された各箇所における50 年間積算実効線量>
セシウム134 71m S v
セシウム137 2000mS v
プルトニウム238 0.027mS v
プルトニウム239+240 0.12mS v
ストロンチウム89 0.0006mS v
ストロンチウム90 0.12m S v
(参考)日本の平均一人当たりの年間放射線量 1.48mS v /年


批判:ごちゃごちゃ難しいことを言っています。次の事実で一瞬にして覆ります。
環境省が根拠にする プルトニウム、ストロンチウムの核種分析の結果について」(平成23年9月
30日文部科学省)
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/distribution_map_around_FukushimaNPP/0002/5600_0930_n.pdf
を見ましょう。その9頁目では、ストロンチウム89、ストロンチウム90について、それぞれ
22000Bq/m2、4800Bq/m2 を最高にして、これに準ずるような高い数値が計測された地点が数多く示
されていいます。すなわち、ストロンチウムだけで合計26800Bq/m2 という高い水準です。
 そして原子力安全・保安院が2011.10.20 に最終訂正した福島原発から排出された核種別一覧から
計算するならば、2011年7月1日現在で、半減期を踏まえたセシウムの放出量はストロンチウムの
約55倍。ストロンチウム、セシウム共にとんでもない絶対量。環境省がセシウムだけで十分と言っ
ていることがいかに理不尽が分かります。



③ 実際にがれき広域処理で焼却処理する過程で放射性物質は、
バグフィルターで除去し切れません。
これが食品、飲料水、空気の既存の放射能汚染に追加されます。

環境省の答: ダイオキシン対策等のため焼却施設に備わっている、排ガス中の微粒子の灰(ばい
じん)を除去する高性能の排ガス処理装置(バグフィルター等)があり、廃棄物の焼却に伴い発生す
る排ガスは、この排ガス処理装置の手前で200℃以下に冷やせば放射性セシウムをほぼ100%除
去し、大気中への放射性セシウムの放出を防ぐことができる。
 そして、モニタリングの目安は濃度限度(134 Cs の濃度(Bq/m3)/20(Bq/m3)+137 Cs の濃度
(Bq/m3)/30(Bq/m3)≦1)である。この濃度限度は、その濃度のガスを0歳から70歳までの間吸い
続けた時の被ばく線量が一般公衆の許容値(年間1mSv )以下となる濃度です。
ごちゃごちゃと分かりにくい説明です。要するに、Ⅰバグフィルターならば放射性セシウムをほ
ぼ100%除去することができるので安全だということⅡそしてその結果として排気がもたらす被曝
線量が一般公衆の許容値(年間1mSv)以下であると。
批判 Ⅰ バグフィルターはダイオキシン対策のためのものであり、掃除機のフィルターのような
ものだとの指摘があります。これによって放射性セシウムをほぼ100%除去できるか検証されてい
ません*。

実際に、既に、福島市の「あらかわクリーンセンター」では、バグフィルターを使っていた
にもかかわらず、放射性セシウムがで検出されました。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/housha/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2011/11/25/1313504_6_1.pdf

 加えて、清掃工場内や焼却炉が放射性物質で汚染されるため、事故・トラブルが発生した際、修
理等の対応が困難になり、操業停止に追い込まれ、住民生活に伴う日常排気物が処理できなくなる
可能性が高い。さらに、がれきには想定外の物質が入っている可能性があり、焼却施設や焼却炉で
故障やトラブルによる火災が発生したり、爆発で破損した場合、施設周辺だけでなく広域にわたっ
て放射性物質が飛散、降灰する恐れもある。まさに規模の小さい「福島第1原発事故」が発生する
最悪の事態も考慮しなければならない。

* 東京新聞の記事の要約(2012年1月12日付け)
  2011年6月19日に、「災害廃棄物安全評価検討会」ががれきの処理方針を非公開、すな
わち密室で決定しました。ここでバグフィルターで大丈夫との結論に至ったのです。すなわ
ち、ぜんそくは肺がんを引きおこす可能性のある「PM2.5」という粒子状物質は、バグフィル
ターで99.9%以上除去できる、だから、放射性セシウムなどの元素も捕捉されると。

 また、「一般廃棄物焼却施設の排ガス処理装置におけるセシウム、ストロンチウムの除去挙
動」と題した論文です。ここで、どこかの自治体の焼却炉で「セシウムの除去率が99.9%」で
あったとされています。しかし、ここに登場するのは、放射能を持たない「安定セシウム」で
した。

 環境省廃棄物・リサイクル対策部は、「十分なデータはなかったが、方針はすぐ出さなけれ
ばならなかった」と説明したそうです。
Ⅱ また、がれき広域処理の一局面に過ぎない焼却の空間放射線量だけのモニタリングの目安の濃
度限度を1mSv/year としています。原子力基本法規があらゆる経路(大気、食料、水など)から
の合計値の限度が1mSv/year であるべきとしているにもかかわらず、です。



④ 焼却後の埋立(最終処分):1,810Bq/kg という、基準の1/5 程度のもので処分場の周辺の地下
水・河川等に、原子力規制基本法規の定めを超えるセシウムがすでに流出してしまいました。
環境省の答:
一般廃棄物の管理型最終処分場には、遮水工が設けられており、廃棄物から浸みだした水が地
下水を汚染しない構造となっています。また、処分場に降った雨水は水処理施設を経て公共水域に
放流される構造となっています。
さらに、埋立処分する際に焼却灰が水となるべく接触しないように、水がたまりやすい場所への埋立
てを避けることや、放射性セシウムは土壌との吸着性が高いことから、土壌層の上に埋立てを行う
ことなどの工夫を行うことにより、より安全な埋立てが可能となります。

 これらのことから、地下水や河川への放射性セシウムの流出を防ぎ、モニタリングの目安としてい
る濃度限度(134 Cs の濃度(Bq/m3)/60(Bq/m3)+137 Cs の濃度(Bq/m3)/90(Bq/m3)≦1)を超え
ないよう管理することができます。なお、モニタリングの目安としている濃度限度は、その濃度の水を
0歳から70歳までの間飲み続けた時の被ばく線量が一般公衆の許容値(年間1mSv )以下となる濃
度です。



⑤ 指定廃棄物の基準8,000 ベクレル/kgという基準は、御用学者と糾弾されている、そして福島
原発事故の芽を摘めなかった方を委員とする原子力委員会が諮問した、違法な基準です。

環境省の答:
法律※1では、指定基準である8,000 ベクレル/kg を超える廃棄物は国が処理することとされていま
す。8,000 ベクレル/kg 以下の廃棄物に関しては、放射性物質に汚染されていない廃棄物と同じ方
法又はほとんど変わらない方法で安全に分別、焼却、埋立処分等の処理を行うことが可能であるた
め、放射性物質に汚染されていない廃棄物と同様に市町村、事業者又は処理業者が処理すること
とされたものです。
なお、指定基準8,000 ベクレル/kg は、原子力安全委員会及び放射線審議会の諮問・答申を経て策
定されたものです。国際原子力機関(IAEA )からも、「放射性セシウム8,000 ベクレル/kg 以下の廃棄
物を追加的な措置なく管理型処分場で埋立を実施することについて、既存の国際的な方法論と完
全に整合性がとれている。」※2と評価されています。

※1 平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故によ
り放出された放射性物質により環境の汚染への対処に関する特別措置法

※2 福島第一原子力発電所外の広範囲に汚染された地域の除染に関するIAEA ミッション(2011
年10 月 7 日~15 日)の最終報告書


批判:環境省のお役人のおっしゃることは難しい。いいかげん疲れてきました。
しかし、8000Bq/kgは違法性の最後の重要点。

 環境省はここまで、埋立の限度を100Bq/kg としていた。それを突如として、原子力委員会が良い
と言ってくれましたなどとして、法律に具体的な基準を設定することを任されたとし
て、8,000Bq/kg にしてしまいました。
 ところが、群馬県伊勢崎市で、この5分の1程度のセシウムが含まれた焼却灰を埋め立てたとこ
ろ、原子力規制基本法規が定める1mSv/year を超えてしまった。いわんや8,000Bq/kg などありえ
ないことが実証されてしまった。
事情は、次のとおりです。

群馬県伊勢崎市で流動床炉から発生した飛灰セメント固化物を埋めて立てた。7月1日に採取
された飛灰の放射性濃度は、Cs134 とCs137 を合わせて1,810Bq/kg であり、8,000Bq/kg を大きく
下回ったものであった。
群馬県伊勢崎市では最終処分場浸出水中の放射性セシウム濃度が3か月平均で濃度限度(セシ
ウム134 だけだと60Bq/L、セシウム 137だけだと90Bq/L、それぞれ半々ずつあると、合わせて
75Bq/L:→日本の被曝の法的規制の基本原則である「1年当たり1mSv」を換算・具体化したも
の)を超過した。

 もう一点。見てきたように、焼却灰の埋立は、水に関係するものであることです。つまり、こ
こでは、埋立についての放射線濃度を規制することによって、水源に浸出する放射性物質を抑制
しようとしている。それを 「1年当たり1mSv」を上限にしようとしている。ところ
が、8,000Bq/kgではこれをはるかに上回る放射性物質の濃度になってしまう。これに、上記③の
大気(すでに福島原発由来の放射性物質で汚染されている)に、がれき焼却による放射性物質の
汚染が上乗せされる。
繰り返しますが、日本の原子力基本法規体系における、放射能汚染の上限は、食料、空気、及
び水などの全部の経路からのものを合算して、1年当たり1mSv です。ところが、がれき広域処
理に伴う、水及び空気だけからの放射性物質の、セシウムだけの合計だけで、どれほどになるこ
とやら。



⑥ 千葉県柏市は、「焼いた、しかし焼却灰が高度に放射性物質に汚染されていた。処分できな
い」状態です。焼けばこうなる。広域処理は私達の町に東電が拡散した放射性物質を残していきま
す 
NHK 報道を引用します。「 千葉県柏市のごみ焼却場で、焼却灰から最高 1kgあたり7 万 800ベ
クレルの放射性物質が検出され、焼却灰が埋め立て処理できないままになっています。国による埋
め立ての目安は1kg あたり 8000 ベクレル。処分できない焼却灰はドラム缶につめられ、施設で保管
されている状況です。
 国は目安を越えた灰の処分方法として、10万ベクレル以下ならコンクリートで固めるなどして安
全に埋め立てできるという方針を示しましたが、市には灰を固める施設がなく、放射性物質を扱っ
た経験もないため、対応に苦慮しています。」

NHK 報道→ http://cgi4.nhk.or.jp/eco-channel/jp/movie/play.cgi?
movie=j_shutonet_20111130_1575

 もっとひどい例:東京23区清掃一部事務組合においても焼却灰から8000Bq/kg 超の放射性物質が
検出され、埋立処理ができないままです。なお、8000Bq/kg 下回る放射性物質が検出された飛灰
は、主灰と分けた上で、そのまま埋め立てるとのことです。これは、公文書において報告されてい
ます。 http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/oshirase230627.pdf
 上記④では、1810Bq/kg の埋立で、放射能基本法規の基準を逸脱。8000Bq/kg 基準での埋立ならば
東京湾が死んでしまうだろう。

 まとめ:上記のように、がれき広域処理は、放射能汚染の点だけから見ても、とてつもない法律
違反の代物です。




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