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山口県上関町の町長選挙 推進派現職vs.反対派の一騎打ちは…

9/25開票の、
山口県上関町の町長選挙。


ここは、上関原発の建設に反対する祝島の人たちが
いるところ。


鎌仲ひとみ監督の『ミツバチの羽音と地球の回転』では祝島の人たちを密着してとっていて、
それを見て以来、非常に親近感がありました。


で、今回の町長選挙だったわけですが、
推進派現職vs.反対派の一騎打ちは…、現職が勝ちました。


有権者 3,206人、投票率 87.55%。

現職柏原氏:67.4%(1,868票獲得)
山戸氏:32.6%(905票獲得)
http://www.nhk.or.jp/yamaguchi2/senkyo/


2倍ほどの差が開いたわけです。
こんな原発事故のあとなのに、結局勝つのは推進派。
「原発抜きの町おこしはありえない」とか恥ずかしげもなくのたまう輩。


原発建設がなくなったら、廃業しないと、という建設業者。
原発建設を見越して旅館を建てた経営者。
でも彼らって、何を見込んでいるんだろう?


原発が建ち終わったら、どうするつもりだったの?
その理論なら、建設が終わっても、
また2号基、3号基、とどんどん増やさないと
だめじゃない。
今の、目先のことしか考えてない。


そして、汚れる環境は?
そこで自分の孫やまだうまれていないかもしれないひ孫、
それより未来の子供たちのことも、何も考えていない。
事故が起きたらまっさきに影響があるのは自分たちと家族なのに。


思うんだけど、これから、事故が起きたら、
立地自治体に責任をかぶせればいいんじゃないか?
全部の実害から風評被害から何から背負わせればいいんじゃないか?


立地自治体だけ原発マネーで潤って、
そこから100キロ離れた地域だって、作物から放射能が出て
売れなくなるのは、大変に不公平ですよね。


立地自治体が責任をとれ!
できないんだったら、作らないで。
まわりが、大変迷惑ですから。


ともかく、計画が起きて30年。山戸氏をはじめとする反対派ががんばって、
まだ原発はできていないわけですから、今後も作られることがないよう、
ぜひ応援していきたいと思います。
(今までそういうことがあることすら知ろうとも
しなかった自分を反省です。)


「もう原発はいらない」上関原発予定地からの報告(3月28日)




(記事抜粋1)
「2011上関町長選」 受注ストップ 建設業者悲鳴
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=2011083110372095_ja
中国電力が原発建設を計画する山口県上関町で、準備工事に期待した建設業者や、作業員の利用を見込んだ旅館業者が苦境に立たされている。福島第1原発の事故後に中断された準備工事は再開のめどが立たず、先行投資が経営を圧迫している。一方、専門家は「原発マネー」への依存度を高める原発立地自治体の産業構造の変化に警鐘を鳴らす。(久保田剛、堀晋也)

 24日、同町商工事業協同組合の事務所。「再開されないなら廃業も考えんといけん。どうすればいいんか」。町内の建設会社社長(62)はため息をついた。原発建設地の造成工事などをにらみ、数年前から技術者を増やしてきた。重機などのリース代に加え、人件費が重くのしかかる。

 町内の商工業者は1999年8月、中電や元請け業者からの工事、燃料・資材調達などの受注を目的に同組合を設立。組合が受注主体となり、希望する業者に仕事を割り振ってきた。所属する110業者のうち建設分野の23業者は原発関連工事を当て込んでいた。

度重なる延期

 上関原発の当初の本体着工予定時期は1号機が2001年度、2号機が09年度とされた。しかし、予定地の買収や地質調査の遅れなどで延期が繰り返され、準備工事もなかなか始まらなかった。

 中電が準備工事に着手した09年4月以降、ようやく受注が本格化した。10年度の原発関連事業は130件で受注額約3億4400万円。造成工事や看板設置、海面埋め立て工事区域を示すブイの設置などの建設関係は62件、同約2億9700万円を占めた。

 「やっと仕事が回ってくる」。業者が期待を膨らませていたことし3月11日、東日本が未曽有の地震と津波に見舞われ、福島の原発で白煙が上がった。山口県の二井関成知事や上関町の柏原重海町長は上関原発についても「慎重な対応」を求めた。事実上の工事中断要請を受け中電の作業は同15日に止まった。

 福島の事故後、組合の建設関連受注は草刈り1件だけ。「公共工事が減り仕事はない。町内業者が続けてきたのは原発工事を当てにしていたから」。別の建設会社の社長(62)は苦しい実情を説明する。「反対派は原発がなくても生活はできるという。でも、職場がないと人は住めん」

旅館業も打撃

 旅館業にも影響が出ている。工事作業員の利用を期待し鉄筋3階建て16室の旅館を2009年に開業した40代の経営者は「工事が始まれば8~9割の稼働率になると見込んでいた」と打ち明ける。福島の事故後も中電が続ける地質調査の作業員を中心に、現在の稼働率は5割程度。「開業でできた借金が心配」とこぼした。

 「原発立地の波及効果で地元企業は潤い、新規事業の創出につながる。それで町が活性化される。国の方針が分からん以上、推進の立場を維持するしかない」。組合の須磨聖専務理事(56)は厳しい表情で言う。

 原発建設に伴い埋め立てが予定される田ノ浦湾。中電の工事中断後、反対派の監視テントはなくなり、作業員の姿も目立たなくなった。静かな波の音だけが響いている。

経済効果は一過性

 原発立地自治体をめぐる問題に詳しい清水修二福島大副学長(地方財政論)の話 原発誘致の経済的効果は一過性だ。誘致すれば地域の経済構造は変わり、原発への依存体質が生まれる。住民所得が上がり人口減に歯止めはかかるが、次々と原発を新設しなければ維持できない。

 福島の事故を見れば恩恵に伴うリスクは歴然としている。福島では5万人以上が県外に避難した。仕事を失ったのは原発関連にとどまらない。リスクの甚大さを考えても、原発は1地域、1町の雇用や経済のレベルで論じるべきではない。

 過疎地の町づくりは全国共通の課題。上関町より苦しい所は山間部などいくらでもある。原発は政治的な状況変化で、新設計画だけでなく稼働中もすべて止まる可能性がある。住民はじっくり今後を考えるべきだ。

(2011年8月31日朝刊掲載)


(記事抜粋2)


推進派、町民の団結訴え=敗れた反対派「次は勝つ」-山口・上関町長選
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201109/2011092500309

 中国電力上関原発建設が予定されている山口県上関町長選で3選を果たした推進派の柏原重海氏(62)は25日夜、当選確実となると、同町長島の選挙事務所近くに姿を現し、支援者と万歳三唱。「上関を未来ある町に」と決意を新たにした。


 計画が浮上して約30年。町は推進派と反対派に二分されてきた。柏原氏は当選確実が報じられた午後9時ごろ、神妙な面持ちで支援者の前に。「30年、国を信じて原発を推進してきた。上関の苦しみを国は受け止めて」と国に要求。その上で「原子力問題の展開は不透明だが(推進派も反対派も)同じ町民だということを忘れずにいれば、未来ある町になる」と町民の団結を訴えた。


 選対本部長の佐々木襄さん(80)は「最終的には国の決断を待つしかないが、原発抜きの町おこしはあり得ない」と強い口調で話した。


 一方、敗れた元町議で反原発運動を進めてきた山戸貞夫氏(61)は、得票数から「3分の1が原発計画にもの申す姿勢を示した」。建設予定地の対岸、祝島に設けた選挙事務所で支持者を前に「先に続く選挙だった」と力を込めた。町長選はこれまで9回、推進派と反対派の一騎打ち。「10回目は私たちが勝つ」。今後も運動を続けていく考えを表明した。


 福島第1原発事故を受け、町は推進・反対両派を入れた町づくりの検討会を設置する方針を示した。反対派の漁業出田資さん(75)は「一つにならないと、町がつぶれてしまう」と検討会に期待する一方、「安全な原発を推進する声がある」と警戒感も隠さない。


 支持者の男性(62)は「昔は推進・反対両派がやじを言い合ったりすることもあった。そういうことはなくなったが、今も隔たりはある」と複雑な表情を浮かべた。(2011/09/25-22:52)









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