月曜日の午後にやるというのは、どういうことか。
平日に勤務として出張してこれる、園長や校長を
集めるのが目的だったのか。
仕事をしていない、主婦を集めたかったのか。
ともかくも。
内容はとにかく安全に終始したようです。
そこに来た、唐木英明氏と井上登美夫氏の安全話
の載ったパンフレットを、9/10に市民に配布するんですって!
(うち、折込の入る新聞をとってないので、入らないのかしら?)
パンフ、ひどいです。
例えば井上氏の部分。
放射線科専門医の立場から…
子どもを持つ保護者の方が、今回の原発事故に
関連した学校の校庭や食材の放射能汚染を心配
されている気持ちはよく理解できます。
しかしながら、長年放射線医療に携わってきた
医師として、現在公表されている横浜市の空間
放射線量などの測定結果を見ると、放射線の問題を
過度に心配する必要はないと考えます。
むしろ心配・不安などによるストレスのほうが
健康に影響するのではないかと懸念しています。
被ばくするとがんになるのが怖いのですが?
少しでも被ばくすると将来必ずガンになるわけではなく、
放射線の感受性が高いとされている小児においても、
100mSv以下の被ばくで、発ガンする確率の変化について
明確なエビデンス(根拠)は得られていません。
なんでストレスのほうが健康に影響するのさ。
それに、明確なエビデンスが得られてないなら、
どうして「安全」といえるのさ。
パンフ、見てもらえばわかるけど、
安全に終始しています。
この放射線特集号は135万部作成。
印刷・配布等合計で880万3,000円。
放射能安全講演会費用が174万5,000円。
あわせると1,054万8,000円。
このうち唐木英明東大名誉教授への謝金は9万7500円。
とのこと。
『横浜ママパパの放射能だより』のサイトに、パンフ実物
があります。
唐木氏がBSE問題のときにいかにあやしい動きをしたかという
フライデーのすっぱぬきなど、
豊富な関連記事の紹介もあり、必見です。
「広報よこはま特別号_放射線特集」について
あと、こちらは井上さくら議員のブログ。
横浜市の広報「放射線特集号」こんなデマのせて全世帯配布?
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